体に症状が現れる更年期うつとは|ホルモンバランスが治療のカギ

傘を持つ女性

更年期の症状

青空と男性

うつ症状が現れます

更年期障害と併発する症状として最近話題になっているのが、更年期うつです。更年期うつは、45歳以降の更年期にさしかかる頃に多く発症します。動悸やほてりといった更年期障害特有の症状と合わせて、極端なうつ症状が現れたら更年期うつの疑いが濃厚です。更年期うつは、概して一般的なうつ病と似たような症状が現れます。悲観的思考や不安感、だるさなどが生じることが多く、生活にも支障をきたすのが厄介な点です。更年期うつは、真面目で完璧主義な方には特に多く見られます。罹患しやすい性格の傾向も、うつ病と類似している点です。更年期は心身共に様々な変化が起こりやすいため、ちょっとしたことをきっかけにこのような更年期うつを発症してしまうことがあります。家庭環境にも変化が現れる時期であり、ストレスが増加するのが更年期です。更年期うつは、女性のみならず男性にも生じる症状です。背景にはホルモンの分泌が関係しており、治療ではホルモンバランスに留意することが必要となります。こういった発症の原因は、通常のうつ病とは若干異なる点です。従って、治療を行なう場合でもアプローチは変わってきます。更年期うつでは、ホルモンに精通した専門医の診療を受けるのがベストです。

副腎が関係しています

女性の更年期うつの場合には、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが減少することが一因とされています。エストロゲンの原料は、肝臓で作られているコレステロールです。コレステロールは、実の所副腎から分泌されるホルモンの原料でもあります。これら2つのホルモンは、様々な要因によってバランスが崩れるのが常です。コレステロールは、その都度必要とされるホルモンを優先的に作ります。こうした2つのホルモンのバランスが崩れることが、更年期うつの一因です。女性ホルモンであるエストロゲンは、通常更年期には減少します。そういった女性ホルモンの減少を補う役割を担うのが副腎から分泌される物質です。副腎はストレスを支える臓器であるため、活動量が増える更年期の負担はストレス耐性を低下させる要因となります。そのため日頃よりもストレスを感じやすくなり、疲労状態に陥ってしまうことが問題です。こうなるとだるさや無気力といった症状が現れてきます。ストレスによって副腎のコレステロール消費量が高くなると、作られにくくなるのが卵巣から分泌されるエストロゲンです。従って、ストレスを溜めないことが更年期うつを軽くするための一つの方法となります。

Copyright© 2015 体に症状が現れる更年期うつとは|ホルモンバランスが治療のカギAll Rights Reserved.